高崎真介 プロフィール

高崎 真介(たかさき しんすけ) 作曲家・指揮者
Shinsuke Takasaki Composer / Conductor

プロフィール

1972年豊田市生まれ。東京音楽大学、同大学院で作曲・指揮を学ぶ。2007年より2年間ドイツに渡り指揮の研鑽を積む。演奏会での新作、演劇・ミュージカルの音楽を数多く手がける。また内外のオーケストラを指揮。近年の作としては、オペラ「アンティフォナ」(2011)、ミュージカル・アカデミー「ニート・ザ・ミュージカル」(2013)、劇団青年座「ブンナよ、木からおりてこい」(2012〜2017)、文学座自主公演「メアリー・スチュアート」(2017)、文化庁委託事業「Cogito」(2018)、劇団文化座「夢たち」(2018)、ミュージカル「マリーと七色の部屋」(2019)、劇団文化座「地にありて静かに」(2019)、「炎の人」(2020)、「ビルマの竪琴」(2021)など、舞台の音楽を多数手がけている。これまでに作曲を平田裕一氏、西村朗氏、伊福部昭氏、池辺晋一郎氏、湯浅譲二氏、指揮を紙谷一衛氏、シメオン・ピロンコフ氏に師事。ヨーロッパでは、指揮をクラウス・アルプ、ヴォルフガング・デルナーの各氏に師事。セミヨン・ビシュコフ(当時ケルンWDR交響楽団主席指揮者)の薫陶を受ける。ビットビーミュージック代表。

音楽歴詳細

 1972年生まれ。作曲家・指揮者。4歳より、才能教育研究会豊田支部においてヴァイオリンを始め、吉野淳子氏に師事。

 1990年、豊田市の依頼により才能教育研究会海外派遣団に参加し、アメリカ・カナダへ演奏旅行をして、コンサートマスターを務める。また、この年、和声法などを習い始める。

 1992年、初めて大規模なミュージカルを作曲、初演される。

 1993年、東京音楽大学音楽学部作曲専攻へ入学。

 1997年、東京音楽大学を卒業。同大学院へ入学。

 1999年、同大学院を修了。大学院修了後、演劇やミュージカルの音楽を手がけたり、自作の脚本でオペラを発表する。作曲家・後藤浩明のもとで、俳優座、青年座などの劇団や、明治座や新国立劇場での演劇の音楽製作を補助。

 2001年より岡崎市の劇団カスタネットにて、7本のミュージカルを書き、再演も含め2008年まで毎年上演。

 2003年、スズキメソード東海地区弦楽団を指揮して、フェリックス・アーヨ氏とヴィヴァルディ「四季」を共演。

 2004年、ペルジムファンズ早稲田管弦楽団にて首席指導者を務める。

 2005年、愛・地球博とよたサテライト事業ゆめコンサート「チェロの森」実行委員を務め、脚本・作曲・指揮を担当。林峰男氏(チェロ)と数十人の東海地区のチェリスト、才能教育のチェロ科の生徒と共演。また三枝成彰氏の曲を初演。多くの自作を披露する。

 2006年には、堀山公子リサイタル「あじさいの詩(うた)」で、故・堀山公子氏(ソプラノ)、井原義則氏(テノール)、豊田オペラグルッポと共演し、自作を指揮。

 2007年、愛知ニューフィルハーモニーの依頼で、ソプラノリサイタルのオーケストラ編曲、豊田センチュリー室内管弦楽団の定期公演で指揮、同時に委嘱新作も披露。

 同年、豊田市での作曲・指揮の活動や、才能教育研究会豊田支部での指導などの活動により、豊田文化奨励賞を受賞。同年12月よりドイツ、カールスルーエに拠点を移す。

 2008年、とよしん育英財団の助成を受ける。また、秋川雅史とウィーン・アレグロ・ヴィーヴォ弦楽オーケストラの共演「晩餐会」の編曲を担当。

 2009年、ブルガリア、ブルガス国立歌劇場、ルーマニア国立放送交響楽団を指揮する。同年、帰国し再び東京を拠点に活動を始める。

 2010年、ケルンWDR交響楽団コンサートマスターの荻原尚子のヴァイオリンリサイタルにて、アンコールの作曲や曲目の解説を担当。

 2011年1月には、伊藤大氏演出、劇団青年座制作のクラウド9の音楽を担当。

 同じく2011年、群劇オペラ アンティフォナ ~遙かなる隣人たちへ を、指揮者福井雄一氏と共に企画。脚本・音楽・芸術監督を務め、9月に長久手で世界初演を迎える。10月には豊川市主催で再演。なお、この企画のために、野村財団の助成を受ける。

 2012年には、荻原尚子室内楽フェスティバルにてピーターと狼の編曲を手がける。また、劇団青年座公演「ブンナよ、木からおりてこい」(磯村純演出)の音楽を担当。

 2013〜2014年、東宝系の俳優養成学校ミュージカル・アカデミーにて、「ニート・ザ・ミュージカル」を作曲。演出の山賀教弘氏と共に学生の指導に当たる。

 2013年より、和光市文化市民センターサンアゼリアにて、夏休み親子コンサートの芸術監督を務める。また、2015年、千歳市民文化センターでの公演やワークショップを行った。

 2014年より鎌倉アクターズワークショップにて、ソルフェージュと歌唱のレッスンを行っている。その他、ミュージカルや演劇での歌唱指導を多数担当している。

 2015年より、Manhattan96公演のレビューの作曲を行う。

 近年では、劇団青年座「ブンナよ、木からおりてこい」(演出:磯村純、2012〜2017年)、文学座自主公演「メアリー・スチュアート」(演出:靏田俊哉、2017年)、文化庁委託事業「Cogito」(演出:成田独歩、2018年)、文化座「夢たち」(演出:松本祐子、2018年)、「地にありて静かに」(演出:鵜山仁、2019年)、「炎の人」(演出:鵜山仁、2020年 NHK「プレミアムステージ」にて放映)「ビルマの竪琴」(演出:鵜山仁、2021)、東演「商船ティナシティ」(演出:鵜山仁、2022)など、演劇の音楽を多数手がけている。

 2018年には、豊田市国際交流協会30周年・豊田市コンサートホール・能楽堂20周年記念事業にて、21カ国の国歌を司会者として紹介しながら、オーケストラを指揮。また、その編曲を手がける。

 2019年、今井夢子、福井雄一と共に、ミュージカル「マリーと七色の部屋」をプロデュース。

 2020年には、文学座附属演劇研究所 研修科発表会『村で一番の栗の木』『秋の対話』『かへらじと』(演出:鵜山仁)の音楽を担当。

 これまでに作曲を平田裕一氏、西村朗氏、伊福部昭氏、池辺晋一郎氏、湯浅譲二氏、指揮を紙谷一衛氏、シメオン・ピロンコフ氏に師事。ヨーロッパでは、指揮をクラウス・アルプ、ヴォルフガング・デルナーの各氏に師事。セミヨン・ビシュコフ(当時ケルンWDR交響楽団主席指揮者)の薫陶を受ける。

 日本芸術専門学校、ソルフェージュ講師。

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