お願い、その花を取って! 鈴木公子さん 追悼

2008年10月6日月曜日

鈴木公子さん 追悼

愛知県豊田市で活躍されていたソプラノ歌手、鈴木公子さん(旧名:堀山公子)が2008年3月13日、逝去されました。

高崎真介 作詞・作曲「お願い、その花を取って!」は、2007年に闘病中の公子さんに委嘱されて書かれた曲で、この録音は亡くなる半年ほど前のものです。公子さんがまだ見ぬ孫達をはじめとする未来の子ども達へ、童謡などを聴かせようと、何とか体調を整えてレコーディングに臨みました。それらの歌は「未来に生きる人へ」というアルバムに収録され、委嘱で書かれた歌も収録されています。

非常に難しい病気と戦う公子さんの心情を描いたこの曲は、2007年の紫陽花の花コンサートで、熱唱が大変な感動を呼びましたが、作曲者としては、この曲の練習は精神的にも肉体的にもさぞ辛かっただろうと思うと、今なお平静には聞けません。下のプレイボタンをクリックすると演奏が始まります。

お願い、その花を取って! 

作詞・作曲 高崎真介 2007 楽譜
ソプラノ 鈴木公子 ピアノ 堀内美香
(写真は紫陽花と蛙 撮影 高崎真介 2007)
2008年10月6日月曜日
鈴木公子さん 追悼

“お願い、その花を取って! 鈴木公子さん 追悼” への2件の返信

  1. 堀山公子の息子です。
    偶然にもここに辿り着き、ひさしぶりに母の声を聞くことが出来ました!
    この歌がオリジナルソングであったことなども知りませんでしたので知ることが出来てとても嬉しく思います。

    このような形で公開して頂いていたこと、感謝申し上げます。

    1. 堀山貴之樣、
      大変ご無沙汰しております。僕自身も大変懐かしい気分になりました。改めて公子さんの素敵な歌声に耳を傾けてみようと思います。ご連絡ありがとうございました。

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